2018年2月23日金曜日

版画の魅力とは?

朝方の冷たい雨も上がり、「野村千夏 木版画展」には今日もたくさんのお客様がいらして下さり楽しい1日でした。(朗らかなお客様が多いのです!)
早いもので、残りあと2日になりました。



野村千夏 木版画展
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)


版画に惹かれています。木版画、銅版画、リトグラフ、それぞれ技法は異なりますが、共通するものは?
制作する側に立つと、描画、製版、刷り、という工程を経て完成する謂わば間接的描き方が魅力の一つかもしれません。直接絵筆で描き、すぐに結果が見られるものとは違って、作品が徐々に育っていき、時に思いもよらない刷り上がりが現れたりする魅力です。
鑑賞する側としては、版画が複数枚刷られているお陰で価格が比較的安価なことがメリットの一つでしょう。好きな作品に出会った時、何とか手が届く価格だと嬉しくなります。

話は飛びますが、来週から根津の喫茶・ギャラリー「りんごや」さんで10周年企画展が開催されます。婆も銅版画2点を出品させて頂くことになっています。今日、額装しました。
もしお近くにお出かけになることがございましたら、覗いてやって下さいませ。紅茶がおいしいお店でもあります。



2018年2月17日土曜日

野村千夏 木版画展、今日からです

3年振りに登場の野村千夏さん。
身近な自然の中で捉えた生き物たちの動き(=軌跡)を、今回も爽やかな色彩と明快な線で表現しています。
冬の寒さにじっと耐えていた生き物たちが、そろそろ動きだす季節です。その息遣いが作品からも聞こえてくるかもしれません。
暖かい日を選んで是非お出かけください。

(クリックすると大きな画像になります)







野村千夏 木版画展
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)


2018年2月11日日曜日

二つの造形展へ

今日は幾分か寒さが緩んで過ごしやすい一日でした。
夕方、店番を家人に替わってもらい、有楽町の交通会館に行ってきました。知り合いが出品する展覧会が二つ、偶然交通会館内の二つのギャラリーで今日から始まったからです。

一つは、ギャラリー玻瑠での「田村雅紀 造形展」。田村さんがここ20年間くらいで制作された立体作品を展示しています。抽象ですが、どこかしらに建築物や人体や植物を思わせる具象的なイメージをまとっています。素材は石粉粘土や貝殻、木の実など。螺旋のモチーフがよく登場します。展示全体から作者の表現したいものが伝わってきます。
2月17日(土)まで。



一つは、ゴールドサロンでの「第14回 はが いちよう展 & 渋谷クラフト倶楽部展 」。
ミニチュア展と言ってよいのでしょうか。はがいちよう氏の作品は、古き良き時代のパリの様々な店を12分の1のサイズで再現したものです。店内の調度、商品、灯り、全てが時代を語る証人。その見事なレトロ世界は見る人のため息を誘っていました。
そうそう、パリだけでなく、明治期の銀座の伊東屋の再現も見応えがありました。


はが氏から教えを受けた生徒さんたちの作品も個性があって楽しいものでした。
2月17日(土)まで。


2018年2月1日木曜日

2月の展示のご案内です

早2月。今年も余すところ11カ月になりました(婆婆らしいご挨拶!)

ACCa の2月の展示をご案内します。

2月10日(土)11日(日) 常設展(12時〜18時)
2月17日(土)〜25日(日)野村千夏 木版画展(12時〜19時、最終日は16時まで)

寒さがピークを迎える時期ですが、どうぞ温かくしてお出かけくださいませ。




上はACCa の近所のお店の看板人形です。
左から、大関横丁角のパチンコ屋さんの風船人形、千住間道にあるお蕎麦屋さんのポニー、そしてACCa のダンゴ人間です。寒さにめげずお店を守っています!