2016年3月25日金曜日

加藤仁志 陶磁展、あと2日です

お店番をしながら、友人のお嬢さん、坂本ゆいさんが主催されている「出張料理教室めざめ」のブログmezamecooking.blog59.fc2.com/を読んでいたら、「ことといこども食堂」3月24日、ついにオープンという記事に出会いました。墨田区でのことです。稲葉剛さんが代表を務める《つくろい東京ファンド》が主催とあります。

以前からこどもの貧困と食の問題には興味があり(人一倍食いしん坊なので)、あちこちで誕生しているこども食堂のことも気にかかっていました。これを機会に深く知りたいと思い、稲葉さんのサイトをオープン。対談記事がおもしろく時の経つのも忘れて読みふけってしまいました!その間、ACCa にお客様が見えなかったのは、幸か不孝か?
これからも関心を寄せていきたいと思っています。

さて、加藤仁志さんの個展も残り二日となりました。
今日は、ころころと丸っこい作品をご紹介させてください。



 粉引ポット(高さ 13cm)
白磁ふたもの (高さ 15cm)
鼠志野徳利 (高さ 12.5cm)










加藤仁志 陶磁展
2016年3月15日(火)〜27日(日) (月曜はお休みです)
12時〜19時(最終日は16時まで)


2016年3月21日月曜日

加藤仁志 陶磁展、明日から後半に入ります

月曜日はギャラリーの定休日。久々に演劇を観に行ってきました。
ACCa から歩いて10分程のところに「上野ストアハウス」という劇場があり、日々様々な演劇集団による公演があります。
今日は、ACCa のお客様から情報を頂いた、MODE というグループの「あなたに会ったことがある・4」の最終日でした。"あなた"とはチェーホフのことを指し、チェーホフの短編小説をベースにした現代劇。松本修さんの演出によるMODE の公演はしばらくお休みということもあって、会場は補助椅子も出るほどの盛況振り。ベテランと若い俳優さんたちの熱演で盛り上がりました。



さて、明日から加藤仁志さんの個展は後半に入ります。これまでご紹介したように、今回は、志野や黄瀬戸など美濃焼の器が初出品されましたが、定番の粉引の食器ももちろん展示されています。途中追加もされて、品揃えも充実しています。是非お早めにお出かけください。



加藤仁志 陶磁展
2016年3月15日(火)〜27日(日) (月曜はお休みです)
12時〜19時(最終日は16時まで)

2016年3月19日土曜日

加藤仁志 陶磁展、 5日目です!

昨夜来の雨も漸く上がり薄日が差してきました。

今日は加藤さんの作品からいくつかご紹介させていただきますね。
志野と黄瀬戸の抹茶茶碗です。

この志野茶碗は薪窯で焼いたもので、おおらかで若々しい表情をみせています。
志野の窯を焚くのは1年に1度とのこと。窯内の温度がピークに達してから長時間かけて冷ましていくので(徐冷)他の釉薬を掛けた作品と一緒には焼けないそうです。

穏やかで謙虚な佇まいの黄瀬戸の茶碗は、作家さんそのままに。
黄瀬戸の釉薬は、ご自身で藁を燃やし灰を作るところから始めています。
余談になりますが、その昔は、黄瀬戸は殆ど向付けなどの食器として焼かれ、抹茶茶碗として作られたもので現存するものは数少ないそうです。


今回、美濃焼の作品が初お目見えしましたが、もちろんこれまでの粉引の白い器もいろいろ出品されています。



陽気もよくなってきました。どうぞお出かけくださいませ。
(21日の月曜日はお休みさせていただきます。)


加藤仁志 陶磁展
2016年3月15日(火)〜27日(日) (月曜はお休みです)
12時〜19時(最終日は16時まで)

2016年3月15日火曜日

加藤仁志 陶磁展、 初日です

加藤さんの作品が搬入されました。
初日12時のスタートを前に、スタンバイする作品たちは、これまで7回の展示とは大きく表情を変えています。

粉引や白磁の食器もありますが、志野や黄瀬戸、黒陶や焼締めと、色のある焼き物が主だった顔ぶれです。
更に、今回はお客様からのリクエストもあり、抹茶茶碗や酒器が多数出品されています。普段使いの食器から一歩進んで、より豊かに暮らすための器をご覧ください。
期間中、少しずつご紹介していきます。





加藤仁志 陶磁展
2016年3月15日(火)〜27日(日) (月曜はお休みです)
12時〜19時(最終日は16時まで)
作家在廊予定日: 15日、16日

2016年3月12日土曜日

宇都宮にご縁があります

暫く気にかかっていたお店にやっと伺うことができました。「たまき」さんという器屋さんです。

先ずお店の建物の美しさに感動!歴史を感じさせる重厚な建物。宇都宮ならではの蔵もあります。道行く人は誰しも中に入ってみたい衝動に駆られるでしょう。

更に、奥のギャラリーが素晴らしかった!蔵を利用した天井の高い展示空間は、ここで展示できる作家さんは幸せだなと思わせる程でした。あの加茂田章二の最後の個展もこちらでなさったそうです。

この道40年になるご店主のセレクトなさった器は多彩で、季節に相応しく明るい印象の店内でした。

次の展示は、4月7日からの星野深恵子collection 2016「帽子とモード展」とのことでした。

尚、「たまき」さんで忘れてならないのは、黄鮒(きぶな)最中です。ご店主デザインの可愛らしい最中。もちろんお土産に沢山購入してきました。

その後、栃木県立美術館で開催中の「学芸員を展示する」を観て帰路につきました。いつも何気なく観ている展覧会の裏側で活躍する学芸員の方々。これほどまでに過酷な準備作業を経て開催にこぎつけるのかと、心からため息の出る思いでした。



東日本大震災発生の午後2時46分、美術館の館内放送があり、1分間の黙祷を捧げました。


2016年3月5日土曜日

加藤仁志 陶磁展 15日(火)からです

ACCa ではお馴染みの陶芸家、加藤仁志さんの個展は、今回8回目になります。シンプルで美しいフォルム、かつその使い易さから、彼の粉引、白磁のファンは大勢いらっしゃいます。我が家でも日々の食卓に一番出番の多い食器です。
が、今回は彼の作品のもう片方の顔、遊び心のある器を披露してもらうことになりました。
出身地、岐阜県土岐市は美濃焼の本場です。志野、織部、黄瀬戸など伝統の焼き物を手がける作家さんは数多あり、茶陶制作も盛んです。そんな環境に恵まれ、彼も茶の湯の器や、酒器を伝統的手法で制作してきました。その成果を、今回初めてACCa のお客様にご覧いただこうという趣向です。
是非ご覧の上、若い作家にご感想やご意見をお聞かせいただければ幸いです。




加藤仁志 陶磁展
2016年3月15日(火)〜27日(日) (月曜はお休みです)
12時〜19時(最終日は16時まで)
作家在廊予定日: 15日、16日